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投稿者: jsgunma2 投稿日時: 2011-6-24 15:14:45 (653 ヒット)

川場春光園は昭和52年4月に定員80名にて開設以来30年以上経過し、建物の老朽化、設備の故障等施設の維持管理に悩まされ続けてきました。この間大規模な修繕工事を度々行ってきたが、開設する特別養護老人ホーム等を見学させていただくと、やはり施設の改修を行わなければと強く思いました。
 法人として数年前から施設の改修工事を計画し、入所者が生活している中どのような形で実施したらよいか検討してまいりました。幸いにも20名が一棟、計4棟の造りであったことから、定員20床のユニット型を新たに増床し、完成後に増築ユニットに移って頂きながら既存施設の改修工事を施工するといった方法にて工事を進めてまいりました。
工事は電気、設備の切り回しの連続で工期は1年半におよび、この間、ご利用者様、ご家族様には大変ご迷惑、またご不便な生活をお送り頂きましたが、工事完了後と工事前と比較すると、個々のプライバシーも確保でき見違えるように広々とした空間ができあがり、皆様に大変喜ばれております。
6月に増床の認可を受け、ユニット型特養10床、ショート10床、従来型80床の計100床となりました。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

次回は、邑楽郡明和町 特別養護老人ホーム 和の里 野村施設長にお願いします。


投稿者: jsgunma 投稿日時: 2009-10-29 11:39:25 (1280 ヒット)

前橋市・特別養護老人ホームあじさい園 施設長 柳井 正文

 「孤立死の原因は生活習慣病である。」
 これは先日、前橋市が取り組む孤立死防止の一環として千葉県松戸市常磐台団地自治会長の中沢卓実氏をお招きし「地域ぐるみで孤立死防止」と題した講演会での言葉である。
 中沢氏は数々の孤立死を経験し、独り誰にも看取られず亡くなった人たちの日常生活や生活態度が『ないないづくし』であることを知る。「あいさつしない」「仲間がいない」「人と関わりを持たない」「身内と連絡しない」「アルコールをやめない」・・・・・・・。
 「つまり、あいさつしない生活習慣が結局、孤立死予備軍といった状況に陥ってしまうのです。」(中沢卓実氏講演より)
 現在、前橋市内でも毎年50人以上の方が誰からも看取られることなく亡くなっている。仕事を離れ、自宅で過ごす己の姿を振り返ると、近隣との付き合いはどうだろうか。挨拶を交わし、友人を大切にしているだろうか。
 中沢氏はこうも続ける。「死は生のカガミなり。」
 常磐台団地ではお互いの生活に無関心な社会において、あいさつを交わすことで新たな支え合いをつくり、やがて助け合いの輪に発展させていっている。
 孤立死の課題に取り組むことで、いきいきとした人生を送ることのできる人をつくり、いきいきとした人生を送れる町づくりとなる。まさに「死は生のカガミなり」である。予備軍にならないようなゆたかな人生を送りたいものである。


次回は、高崎市・特別養護老人ホーム森の小径 真木施設長にお願いします。


投稿者: jsgunma 投稿日時: 2009-10-1 15:48:50 (1235 ヒット)

みなかみ町・特別養護老人ホーム西嶺の郷 施設長 小林 定雄

 私達がかつて経験したことがない新型インフルエンザは一向に沈静化が進まず、逆に中山間地域である利根沼田地方で猛威を振るい学校閉鎖、学年閉鎖、学級閉鎖が実施されている現状です。
 当施設では、この恐怖から利用者様を守るため面会の制限、また慰問等の見合わせをしておりますが、先月の敬老月間、敬老週間とさらに9月21日の敬老の日には、利用者様と職員での淋しい式典でした。今回の出し物は、職員二人によるギター演奏と歌唱で、時代の移り変わりとその年代の歌を交えての余興を楽しんでいただきました。
 しかし、施設長も何かをして欲しいとの強い要望で伝統の筑波山名物「がまの油売り」を思い出し茨城県つくば市から資料を取り寄せ、約1ヵ月間練習し、当日、妻から舞踊の衣装や小道具を借り受け利用者様に披露いたしました。
 職員は全く初めてで、利用者様は数十年前に大道で見たことを思い出し大変喜んで頂き感動いたしました。
 私は、施設長として絶えず披露できる演技の必要性を感じ、ハーモニカ、マンドリン、詩吟等は練習をしていますが、今後については、変わった芸を身につけたいと反省いたしました。
 本来ならば多くのお客様や御家族を招き盛大に開催される敬老の日の式典が淋しくこんな姿で終了したことに対して残念でなりません。
いつまで続く新型インフルエンザ、今後の対策について手探り状態の毎日にいらだちをおぼえます。

次回は、前橋市・特別養護老人ホームあじさい園の柳井施設長にお願いします。


投稿者: jsgunma 投稿日時: 2009-8-24 18:43:35 (1159 ヒット)

高崎市・特別養護老人ホーム泉の園 施設長 井上 光弘 
 
 前回のコラムで羽鳥施設長が看取りについて書いておられましたが、当施設(泉の園)でも、18年4月のユニット棟建設に伴い30坪の地域交流ホールを兼ねた看取りの部屋と併設で16坪の家族宿泊室を設置しました。家族宿泊室はベッド2箇と10畳の和室・浴槽・湯沸室・トイレを備へ最大20名程度の家族が宿泊できるようにしました。
昨年度は、3家族が看取りを実施し、長い方は3週間家族が交替で泊まり、最期の家族の時間を共有しました。
施設は病院とは違い、施設職員が常時看取りを迎える利用者に対応することはできません。そこで当施設としては、家族に病院との違い、医療的措置の限界を説明し納得いただける方に最後の場所を提供するという考え方で対応し、家族とのコンセンサスを得ることによりこれを実施しております。
実際に、この看取りを実施した家族の感想は、最期に当たり納得できる有意義な時を過ごせたと大変喜ばれております。
今後も病院で機械に繋がれ最期を迎えるのでなく、私が子どもの時のように、自宅で家族とともに、家族に感謝しながら最期を迎えたいと思う方が増えると思います。しかし現代の核家族化による住宅事情では物理的にそれが難しい方も多いと思います。
 そこで、我々の施設が場所の提供と心のサポートが出来ればと思います。
 「生まれた地で、家族に囲まれ、互いに感謝し合い、人生を思い、最期をむかえる。」私は、こんな最期をむかえたい。

 又、話は飛びますが、
昨年、児童センターを建設しました。ガラスとアルミの変わった建物です。
泉の園は、箕郷中に隣接している為、児童・生徒との交流が開設時より盛んに行われており、子どもが来訪すると利用者の顔がほころび元気になることをずっと見てきました。 子どもの来訪は、薬や医師の診察より効果があることを身をもって感じてきました。
 そこで、前々から児童施設を併設したいという夢を持っていましたが、やっと実現しました。 
 本体の特養が年配向けに瓦屋根の住宅にとけ込む建物でしたが、児童センターは、あえて田舎では違和感のある現代的な建物にしました。将来を担う子どもたちが喜ぶ現代的な明るいガラスとアルミと打ちっ放しのコンクリートの建物です。
 クライミングウォールとバドミントンコートのある遊戯室とお母さん方の集える集会室、図書室とボランティアルームを設置しました。特にクライミングウォールは県内にはあまり無い為、県山岳会より練習に使わせてくれとの依頼もありました。
 オープンして1年が経ちますが、今でも毎日30名から50名の方が利用し多い日には100名を越える利用者があります。今では、お年寄りと子どもたちの交流が盛んに行われ、笑顔の絶えない施設になっております。

次は、みなかみ町・特別養護老人ホーム西嶺の郷 小林施設長にお願いします。


投稿者: jsgunma 投稿日時: 2009-7-24 10:38:16 (1181 ヒット)

伊勢崎市 特別養護老人ホーム愛老園 施設長 羽鳥 守

 最近、死をテーマにした映画や小説が注目されています。
 例えば、おくりびとや悼む人など、この二つの作品には、死をむかえた人がどのように生き切り、そして死んだのか。
 その人を生きている者がどう送ったのかという共通点があります。
 それがいずれ訪れる我々自身の死を覚悟しなければならないと語っているようにも思えます。
 我々高齢者施設で働く人間は、いつも死と向き合っています。だからこそ入所者のこれからを家族と共に考え、一緒になってケアしていかなければならないと強く感じました。
 愛老園ではすでに看取りの大切さに気づき、家族の時間を持てるようにと、平成19年6月に部屋を増築いたしました。
 施設で働く者の手助けには限界があります。
 しかし少しでも家族に近い心が生まれることを望んでいます。
 “人はより良い死に場所を求め日々努力し、生きているのだから”

次は、高崎市・特別養護老人ホーム泉の園 井上施設長にお願いします。


投稿者: jsgunma 投稿日時: 2007-7-27 17:40:17 (2130 ヒット)

伊勢崎市 特別養護老人ホームロータスヴィレッジ 施設長 小林直行

 不正請求や処分が下される前の事業所廃止など数々の疑惑に揺れているコムスンが、訪問介護や有料老人ホームなど主要4事業すべてを譲渡することになった。夜間対応訪問介護という採算がとれにくくかつホームヘルパー確保が難しい仕事に果敢に挑戦している頃のコムスンを知っている筆者としては複雑な思いである。グッドウイルの傘下に入るにあたって、当時の榎本コムスン社長は折口会長を随分買っていたことを思い出す。折口会長が変わったのかそれとも元々持っていたものを隠していただけなのか。
 今回のコムスンの問題をみていて思うのは『法令遵守』と『事業の継続』である。事業者は法令を守らなければならいのは当然であるが、この法令に欠陥がある場合も『法は法である』ので守らなければならないが、低価格設定の介護報酬や懲らしめるだけの罰則規定運用では事業者の意欲を著しく削ぐ。その条文は介護保険法第70条第2項第9号「指定の申請前5年以内に居宅サービス等に関し、不当または著しく不正な行為をした者であるとき」で、この条文によってコムスンは連座制を適用され来年3月一杯で多くのサービス事業所が更新の認可を受けることができなくなる。確かにコムスンは不当な手段によって介護報酬を得、不正行為によって事業所開設を行ったので更新できないのはやむを得ない。しかし、ほとんどの介護事業者は、昨年引き下げられた介護報酬でぎりぎりの運営を行っている。 当法人で行っている訪問介護事業は18年度決算で3700万円の収入に対し支出は3600万円、内人件費は3275万円で人件費は実に88%。この数字だけを見ると100万円の黒字になるが、管理者も事務職員も給与の支給はない。更に家賃の負担もないのでかろうじて黒字を保っている。もうひとつ当法人で運営している特別養護老人ホームの食費の問題を述べる。
 食費は1日あたり1人につき1380円の収入を得られる。しかし、当施設では18年度決算で1514円かかっている。内訳は食材料費に934円、調理人件費に580円である。食材料費をこれ以上落とすと質と量が保証できないし、人件費を落とせば調理が出来ない。厚労省は、老人は麦飯を食えとでも言うのか。1514円には光熱水費や調理器具・食器費は含まれていない。馬鹿にしたものである。
 こんな状況にも関わらずなぜ介護事業を行うのか。良く聞かれるしまた自問もしてみる。
 7月に起きた新潟県中越沖地震や台風被害者をみると、圧倒的に高齢者や乳幼児(災害弱者)が被災される例が多い。これら災害弱者のセーフテイネット(安全網)をどうするかという議論は災害が起こるたびに出される。セーフテイネットの役割は弱者の最後の拠り所である。このセーフテイネットこそ特別養護老人ホームや児童福祉施設等の社会福祉施設だと思う。
 作家の渡辺淳一氏はある週刊誌で「弱者の居場所」という内容でコラムを書いている。勝つ人がいれば負ける人もいる、収入が多い人がいれば少ない人もいるのがこの世の常である。負けた人が努力が足りなかったから、自業自得だからといって、これらの人々の居場所をほっといて良いものだろうか。否。また、日経新聞、大機小機欄において担当筆者は、日本国政府及び地方公共団体の天文学的借金のためある時を境に大増税と社会保障給付の大幅カットを見越して企業の業績回復にも関わらず、株価の低迷が続いていると述べている。この論に従うならば、政府の社会保障給付の肩代わりを企業が求められ法定福利費や厚生経費が膨らむことを暗示している。全ての企業がこの負担に耐えられる訳ではない。大企業は利益額過去最高とお祭り騒ぎであるが、中小零細企業はその日の運転資金にさえ事欠き社会保険を脱退する状況がある。社会福祉法人でも同様に巨額の運転資金が必要になる。当施設では運転資金は6000万円であり、法定福利費は2500万円である。
 先進国日本が、努力が報われる人達のみの政策を追求していくならば、弱者の居場所はなくなり、社会的不安は増し、安心して暮らせることは出来ない。
 社会福祉法人の使命は、これら弱者の居場所確保であることを肝に銘じなければならない。


投稿者: jsgunma 投稿日時: 2007-3-15 8:59:00 (1683 ヒット)

趣味とは、いったいなんだろう? について考えたいと思います。
よく世間では、退職したら、高齢になったら、何か趣味をもっていればということが、言われています。もしも、この趣味仲間が仕事の同僚であったり、仕事仲間であったりしたら、自分がリタイヤした時、自分はいつも時間が空いているが、相手の人はまだ現役で時間の都合が付かなくて、一人ぼっちになってしまい、孤独感にさいなまれ、自分の趣味っていったい、何だったんだろうと考えてしまったりするのではないだろうか。
 では、趣味とは自分の好きなことを、いま自分の置かれている環境とは違った、仕事とは無縁の中に進んで入り込むことによって、「すばらしい仲間たち」を見つけることが出来きて、新たな世界を見出せれば、それまでの日々の生活とは違った会話が、新しい知識や考え方が得られエネルギーとなってくるでしょう。
 趣味には、体を動かすスポーツがあります。これは個人競技もあれば、団体競技もあります、スポーツ競技にはなぜかランク付けされます。優勝するためには、日々練習することになるでしょう、練習する場所において新たな仲間を見つけることもできるでしょう。
どうも体を動かすのは、苦手だという人は、音楽・芸術・絵画・茶道・華道等があります、これらもやはり上達を目指して練習、そして皆にその成果を発表して認めてもらいたくなります、そこで違った仲間・グループの仲間入りができてくることになり自分の世界が広がって行きます。
そして、これらの「すばらしい仲間たち」には社会的にも著名人がいるかもしれないし、思いがけず、旧友と出会える機会に巡り合う可能性も含んでいると考えられるとしたら、無限の可能性や大きな夢へと導いてくれるかもしれない。
そんな趣味を私は、持ちたいと願っている。


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